「土用の丑の日」といえばうなぎですよね。
高級な食材なので、なかなか手が出ませんが、
土用の丑の日には多くの家庭でうなぎが食卓に出されます。
2014年の土用の丑の日はいつなんでしょうか。
土用の丑の日 の意味って?
土用の丑の日といったら「うなぎ」ですね!
あのこってりとした深い味わいの
うなぎの美味しさが分かるようになったのはいつからでしょうか。
プリッとしたうなぎに絡みつく甘いタレがなんとも美味しく、
子供からお年寄りまで多くの人が好んで食べます。
ただ、うなぎは高級な食材ですから美味しいからといって
食べたい時に食べられるわけではありませんよね。
土用の丑の日の「土用」とは、古代中国の陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)に
基づいて決められ、立春、立夏、立秋、立冬の直前の18~19日間を意味していて、
季節と季節の間の事を言います。
その期間中の丑の日(十二支の干支)を『土用の丑の日』といいます。
その為1年に土用の丑の日は4回あります。
更に期間中に丑の日が2回ある年もあり、これは二の丑と呼ばれ、
その場合は、年4回以上という事もあるのです。
土用の丑の日 2014年はいつ?
1月18日(土) 冬の土用の丑(一の丑)
1月30日(木) 冬の土用の丑(二の丑)
4月24日(木) 春の土用の丑
7月29日(火) 夏の土用の丑
10月21日(火) 秋の土用の丑(一の丑)
11月 2日(日) 秋の土用の丑(二の丑)
一般的に土用の丑の日といえば、暑い夏にスタミナを付けるために
食べるというイメージで、その夏の日が7月29日。
2014年はそれ以外に5回、計6回が土用の丑の日にあたります。
土用の丑の日はうなぎじゃなくてもいい?!
実はこの『土用の丑の日』は必ずうなぎを食べるという事ではありません。
江戸時代から土用の丑の日はうなぎを食べるという習慣があったそうですが、
元々はうなぎでなく、「う」という字がつく食材を食べるという事だったのです。
例えば、昔は「梅」や「うり」を食べていたとか。
それがいつしか土用の丑の日と言えば「うなぎ」となったようです。
今でも地域によっては、「馬肉」や「牛肉」や「うどん」などを
食べているところもあるそうです。
うなぎ以外で・・・
しかし昨今では、不景気やうなぎ価格の高騰で
うなぎを食べるにも金額が気になって食べ渋る人も多く出て来ています。
そんな人の強い味方が類似品です。
たとえば、さんまの蒲焼、いわしの蒲焼、穴子の蒲焼き、豆腐の蒲焼きなど、
スーパーに行けば、安価でおいしく蒲焼を楽しめる食材もたくさんありますし、
今では、色々な蒲焼きの缶詰なども売っています。
「今回の土用の丑の日にうなぎは諦めようか・・・」という人は
この類似品と一緒に梅やうりなどを一緒に食べれば、
土用の丑の日となりますよ。