お盆とは?意味と由来は?迎え火と送り火の方法


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夏になるとやって来るのが「お盆」です。

現代の人々は、お盆は仕事が休みだとか夏休みとかで
本来の意味を知らない人が多いでしょう。

しかし、お盆とは日本に古くからある行事で、
先祖を大切に想う事から始まりました。

旅行に行ったり、遊ぶのもいいですが、お盆の本当の意味を理解すると、
また違ったお盆を迎える事が出来るはずです。

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お盆の由来

お盆とは、仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)という言葉を略したもの、
また語源はウランバナ(ullanbana)というサンスクリット語で、
直訳すると『逆さ吊り』という意味です。

どうしてそんな『逆さ吊り』という怖そうな意味の言葉からきているのでしょうか。

 

それは昔、お釈迦様の弟子であった目連尊者(もくれんそんじゃ)の
母親が亡くなった時の事です。

目連尊者は神通力により母親が餓鬼道に落ち、
逆さに吊るされている様な非常な苦しみを受けているのを知りました。

 

そこで、何とか母親を救おうとお釈迦様に相談すると、お釈迦様は

「夏の修行が終る7月15日に僧侶を招いて、
多くの供物を捧げ供養すれば母を救う事が出来るであろう」

とおっしゃられたのです。

 

その甲斐あって、母親はガキの苦しみから解かれ、
極楽往生できた事がお盆の始まりと言われています。

 

「迎え火」と「送り火」

お盆には「迎え火」と「送り火」という仕来たりがあります。

それは、「祖霊が家に帰るのに、道に迷わないように」と
ご先祖様の霊を迎え入れる為の道しるべです。

 

【迎え火】

①まず、迎え火の火種を迎え盆の夕方に菩提寺のお墓参りに行き火を焚きます。

②その火をロウソクに移し、自宅へ持ち帰ります。

③自宅に帰ったら、火をお仏壇のロウソクに移します。

④この火から、夕方に門口で苧殻(おがら)を焚きます。

これが一般的な迎え火の方法です。

 

【送り火】

そして、お盆の3日間が過ぎると、ご先祖様達の精霊は
あの世に戻らなければなりません。

あの世へ迷わず戻れるように送り出す火が「送り火」なのです。

 

7月16日の午後、ご先祖様を迎えた時と同じように門口で火を焚きます。

各家庭で行うものもあれば、地域の行事として行うものもあります。

送り火で有名なのは、京都の五山送り火・
奈良の高円山大文字送り火がありますよね。

 

ご先祖様がいたから、今、私達は生きている事が出来るのです。

当たり前の毎日を過ごしている私達ですが、「お盆」という日だけでも、
ご先祖様達に感謝して過ごしたいものです。

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