とうとう話題のドラマ「明日ママがいない」が最終回しました。
CMは最後までACジャパンと自社の番組の宣伝で終わってしまいましたが、
ドラマを見た視聴者からは「よかった!」「感動した」というコメントが多く見られました。
このドラマを見て、一人でも多くの子供たちが愛する親に
巡りあう機会が得られる事を祈っています。
感動の最終回のまとめです!!
明日ママがいない 最終回
ポストは毎日、先生の家へ通っています。
ようやくポストにも”ママ”と呼べる人が出来たから。
しかし、夜にコガモの家に帰ると部屋には眠ってしまったボンビ1人。
ピア美はパパと一緒に暮らすためにコガモの家を出て、
ドンキも川島夫妻に引き取られる事になり出て行った為、
もう部屋にはボンビの2人しかいないのです。
ポストがそれを寂しく思った瞬間、ピア美とドンキ、ボンビが
布団の中から一斉に飛び出し、その夜はお菓子を広げ女子会をするのでした。
ボンビ
ある朝、ポストが寝ているボンビを起こしに来ます。
そしてポストはジョリピがボンビを養子に貰いに来ていると言うのです。
しかし、それに対してボンビは「男の子が欲しいと言っていたのに
いまさら心変わりするなんて信用できない。それにあの家の子供になって、
その後もし、本当の子供が出来たら、私なんていらないって言われてしまう」
と駄々をこねるのでした。
するとドアの外から東條の声が聞こえます。
「もううんざりだ」と帰ろうとするのでした。
その声を聞いたボンビは慌ててドアの外へ飛び出すと、
そこには微笑む東條がいたのです。
ボンビは自分の心の声を東條に打ち明け、
東條はそれを優しく抱きとめるのでした。
ポスト
ポストは先生の奥さん(瞳)の事を本当に好きになっていました。
その為、先生の実の娘である”愛”という女の子になりきろうとします。
しかし、赤い花を見た瞬間や何かの表紙に、ふと瞳はボーっと
何かを思い出すかのように黙ってしまい、ポストは瞳が正気に戻り
自分のことを愛してくれなくなるのではないかと恐れるようになりました。
ずっと一人で生きてきて、愛する人を持った事のないポストは、
人を好きになるとそんな苦しい気持ちがあるなんてと始めて知るのでした。
そしてその気持ちをロッカーへ打ち明けます。
するとそれを心配そうに見つめたロッカーは魔王に話をします。
しかし魔王はポストがそれを望んだからだと突き放します。
ロッカーはこれまで口を開いたのは母親の時だけでしたが、
これまで自分の傍に寄り添ってくれていたポストのために
魔王に話しだすのでした。
「あの子を育てたのはあなただ。だから、あの子はあなたによく似ている。」と。
ポストは瞳と一緒に買い物を終え家に帰ると、そこにいたのは魔王と叶でした。
魔王と叶は先生を前に契約書を書いてもらっていたのです。
お茶を淹れる瞳を見つめるポスト。
不安そうに瞳の顔色を伺うポストの顔を見た魔王は
契約はやめると言い出します。
そして瞳に向かって「この子はあなたの娘ではない」と言い放つのでした。
そして子供が壊すくらいなら大人が壊れろといい、
瞳に自分の子ではないと気づかせるのでした。
その帰り道、ポストは悲しみにくれます。
そして魔王になぜだ!と怒りをぶつけます。
すると魔王はポストに向かって一度しか言わないからよく聞けと話し始めます。
「お前がいなくなるとオレが寂しい。お前はオレの娘だ」とポストを抱きしめ、
ポストは抱きしめ返し大声を上げて泣きました。
後日、2人は遊園地へ行きました。
そこでポストは魔王と一緒にプリクラを摂ります。
そこに移っていたのはパパと書かれた魔王、そして”キララ”と書かれたポストでした。
その他の登場人物達は・・・
オツボネ・・・看護学校に通うことになり、コガモの家を出ていこうとしますが、
叶から「行く場所がないなら、ここで引き取るしかないだろう」と
魔王が言っていた事を聞き、喜びます。
叶・・・婚約を解消され、市議会議員になって子供に里親を
自分で決めさせれるようにしたいと言います。
香織・・・弁当屋を辞め、遠くへ行ってしまいます。
魔王から「愛している」と言われた事はとても嬉しかったが、
魔王はとても前向きで強く、自分は後ろ向きで弱い。
魔王が前を向いて突き進んでいる時に、他の男と会い
苦しさを紛らわそうとした自分は釣り合わないと思い、魔王の元を去るのでした。
感想
子供たちがみんな幸せになって良かった反面、魔王と香織の関係以外
あまりにもハッピーエンドのため、少し表抜けした感じもしました。
きっとクレームを受けての内容変更が影響したものと思われ残念です。
どこかで本当のストーリーを見ることが出来たらと思ってしまいます。
それにしても、このドラマを通して子供に恵まれない夫婦と、
愛することが出来る親を待っている子供たちが早く出会えることを願っています。。