2013年、テレビドラマの半沢直樹が大流行しました。
またそれに伴って”倍返し”という言葉も流行語大賞に選ばれ
一大ブームを巻き起こしました。
その原作にあたる『オレたちバブル入行組』の著者が池井戸潤さんです。
そんな大ヒットの物語を書く池井戸さんの出身や経歴などを見ましょう!!
池井戸潤さん原作の新ドラマがまた
池井戸潤さんといえば”半沢直樹”が昨年大ヒットして一躍有名になりました。
4月から始まるドラマでも、池井戸潤さん原作のドラマが2作品あります。
しかし、それまでにも数々の素晴らしい功績を残しています。
2011年に『下町ロケット』で直木賞を受賞した池井戸潤さん。
それまでにも何度か直木賞候補として
ノミネートされるという才能ある作家さんです。
また1998年には『果つる底なき』で江戸川乱歩賞も受賞しており、
今後さらなる面白い作品が生まれる事がありそうな池井戸潤さん。
池井戸潤 プロフィールとこれまでの経歴
さて、そんな池井戸さんは、1963年6月16日生まれの50歳です。
岐阜県加茂郡八百津町という人口1万2千人ほどの街で育ちました。
周りは山々に囲まれ、自然豊かな土地ですが、
周りは畑やたんぼといった”田舎”という言葉がふさわしい場所。
”半沢直樹”に出てくるような賑やかな街とは全く違いますが、
そんな土地こそが様々な想像をふくらませる力を養わせたのでしょうか。
そんな場所で育った池井戸さんは、岐阜県立加茂高等学校を卒業すると
慶応義塾大学へと進みます。
大学では文学部人間関係学科、法律部法律学科の2つの学部を卒業すると、
1988年に三菱銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)へ入行します。
バブル時代を銀行マンとして7年間働きますが、
その間池井戸さんは違和感を感じながら務めたそうです。
池井戸さんは銀行の事を、”細部までマニュアル化された組織で
大人の幼稚園みたいなもの”と表現しています。
この銀行マンとしての経験が現在の池井戸さんの小説に影響しているんでしょう。
池井戸さんの家族構成は、父親、母親、弟の4人家族。
岐阜県にお住いだそうです。
社会人の殆どの人が”働く”事を経験しており、
そんな”働く人”に注目して描かれる池井戸潤さんの作品。
誰もが共感して納得してしまう面白い作品を作り続ける
池井戸潤さんの作品はまさにエンターテインメント小説ですね。
これからも沢山のワクワクと感動を私達に届けてくれるに違いありません。