凶悪 実話 事件の内容は?三上静男、衝撃発言連発の裁判とは・・・


zituwa

映画「凶悪」が話題になっていますが、これは実話に基づいた事件であり、
「先生」と呼ばれていた首謀者の三上静男は本当に実在する人物なのです。

今回は実話である事件の内容と、三上静男の裁判での衝撃発言を含め
事件の真相に迫っていきたいと思います。

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映画「凶悪」の原作となった実話の事件内容

実際の事件では、さつ じん等の罪で死刑が確定した後藤良次死刑囚が
上申書を書きました。「他にもころしをやっています」と。

それが発端で、「先生」と呼ばれていた三上静男が逮捕されるわけです。
三上静男は「私はシロです。命をかけて争います」と犯罪を全面否定したそうです。

 

実際の事件が発生したのは2000年の8月

1億円の保険金を目当てに、男女8人が共謀して
栗山裕さん(当時67歳)をさつ害したものです。

死刑囚の後藤が告白した内容は
「家族も納得の上で栗山さんに無理矢理ウォッカを飲ませ、
病死に見せかけてさつ害し、遺体を捨てた」というものでした。

当初は「事件性はなし」として解剖もされず、
遺体は焼却されてしまっていたのでした。

 

物的証拠が無く、犯罪が立証されたのは警察の執念の捜査と、
複数の容疑者からの告白を引き出せたからでした。

裁判は傍聴界では物凄い騒ぎの裁判となりました。

死刑囚の後藤はそれまで「先生」と呼んでいた三上を呼び捨てにし、
怨念をあらわにしました。

 

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事件の真相は?

殺された栗山さんを軟禁し、昼夜問わずお酒を飲み続けさせたそうです。

眠っている所を叩き起こして浴びせるようにウォッカを飲ませ続けました・・・
正に鬼畜にも劣る恐ろしい所業としか言いようがありません。

殺された栗山さんに酒を飲ませ続け、栗山さんは仕舞いには
おもらしをするようになり、便も垂れ流すようになり、おむつをつけさせられました。

そして、時にはスタンガンで暴行されたりするようにもなったそうです。

 

90度のウォッカをほとんど一瓶全部飲ませ終えた時、
とうとう栗山さんは動かなくなっていました。

そして死体を遺棄しに行ったのです。
栗山さんの遺体は、行き倒れに見せかけて山中に遺棄されました。

 

 裁判で出た三上静男と共犯者の判決は?

その後の裁判で三上静男は

「かわいそうな人は見てられません!」
「困った人間をかわいそうと思う」
「暴力団は好きじゃないんですぅ!」

などと涙ながらに声を高くして訴えていたそうです。

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⇒映画「凶悪」で三上静男を演じるのは?映画のあらすじネタバレ

 

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